そのきっかけは、大阪からの一本の電話。

「あの、池袋にね（大阪弁ぽく読むよーに）、アイリッシュ教えてる先生がいるて聞いたんですけど、森さんご存じじゃないですか？」

電話の相手は「カンパニー　キッチン」のよしのさん。（00.2.13追記：っていうかもう、D-IMPACTのよしのさん）

「いや、こっちでは聞いてないですけど・・・どこのスタジオとかってわかります？」

「いやね、なんか『学校』て聞いたんですよ」

「専門学校？」

「なんですかねえ・・・とにかくふつうのスタジオではないみたいなんですよ」

「はあ・・・わかりました。とりあえず調べてみます」

翌日。

朝、久しぶりに高田馬場の冨田センセのスタジオを借りて、Pacelliの靴に慣れようと練習してたんです。「Thunder Storm」の後半部分をコピーしようとして左右連続フロントクリックの特訓。

もちろんあんなに脚上がりませんし、音も出ないんですけどね。しかも例のごとく靴ずれするし。あたたた。

11時頃、バレエのクラスを教えてらっしゃる高橋しん子先生が登場。

「あ、森さんひっさしぶりー！」

「あ、どーもご無沙汰してます」

てな感じでごあいさつ。

「しん子センセ、月末のライブの話ですけど・・・」

「あ、そうそう、これ」

と手渡されるパンフレット。（詳細はライブ情報のページで。みんな見に行こうね）

ひっくり返して裏面を見ると、「池袋ミュージカル学院」とある。

「ん、そうだ」

「え？」

「池袋で、ダンス系の『学校』ってどのくらいあるんですかね？」

「うーん、いっぱいあるんじゃないかなあ」

「いっぱい・・・」

「・・・？」

「あのですね、なんかアイリッシュのスタイルを教えてくれる先生が池袋にいるって聞いたんですよ」

「ああ、SHOさんのことじゃない？」

「えっ！？」

またひっくり返してパンフレットのスタッフの欄。「演出助手　田島　昭」・・・この人か。よし、ツイてる！

（しん子先生、大感謝です！！　ライブ行きますよん）

（その２へ）