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西川さんのRD Homecomingレポート

RD Homecoming

ERINさん

西川さん(1)

西川さん(2)

けいとさん


以前たいへんお世話になった西川紀代美さんからメールいただきました。さすが現ダブリン在住、独自の情報満載です。


森さん、お久しぶりです。元山梨放送、現Dublinの学生と化した西川紀代美です。お元気でしたか?もっと早くにメールできれば良かったのですがこっちに来る直前にパソコンを壊し、修理が終わって送られてくるのを待っている状態で、丸1ヶ月。ケータイもメールも無い生活もなかなか快適でしたが今日から復活しましたので、早速、ここ一月で3回見たRiverdance -Homecoming - の報告をば。

現在、公演が行われているのは、THE POINTという大きな劇場です。BON JOVI等海外のビック・アーティストがコンサートを開く老舗の?劇場なんですが、ダブリン市中心部からやたら遠くて、車の無い人はタクシーか歩きです。りフィー川沿いを30分くらい歩いて行くとやっとこさあります。途中、港ならではの倉庫街があったりして、初めて行った時は一瞬不安になりました。

内容は、私が見た東京公演と違っているところを言いますと・・・(私が気がついた範囲ですが)


Firedanceの途中、曲調が変わるところで6人の男性ダンサーが登場し、Irush danceとフラメンコの絡みになってました。マリアの眼もここから凄みを更に増したように感じます。6人のタップのリズムに負けていなかったのはさすが!!

Scene 11、Harbour of the New Worldでは最後に「Ri Ra」という演目を初めてみました。赤と青のロング・ドレスを着た女性ダンサーが20人登場。腰でロングスカートをたくし上げながら、踊る姿はキュートでゴージャス!曲もサントラなどでは聴けないものでコーラスが入り、エキゾチック調。途中から黒のロングドレスの女性が6人ほど加わり、ステージはさらに華やかになります。私の中では、Reel around the Sun, Firedanceに次ぐ好きな演目です。日本での披露もきっとあることでしょう。

ロシアン・ダンスでは見た3回ともどれも衣装が赤と黒でした。それから、FINALEも赤と黒の衣装で統一され、プリンシパルプリマドンナともに衣装は赤・黒。プリンシパルのBreandanや土曜のマチネの主役を務めていたSean Kelliher(プリマドンナはSiobhan Lambert)は皮ジャン着てましたよ。ふとSOTDを思い出しました。Joanneの繊細で軽やかながら、力強いステップももちろん健在でした。

Irish dancerはほとんどが地元出身。東京公演に比べて素でもって地で踊って、観客との呼吸がピッタリあっているように感じました。ちなみに、ホストファミリーにプログラムを見せたところ・・・「あぁ、この子は友達のTomのおとなりさんの子で・・・」なんて話がぼろぼろ出てきました。身近にいるんですね、当然と言えばそうですが。

それから、ビックリしたのがこっちは客席で飲食自由00.8.21追記:正確に言うと、「食べてもいいけど飲んじゃだめ」なんだそうです。西川さん、インターネットカフェからのすばやいフォローありがとうございます!)。インターバルにはアイスボックスにアイスクリームを入れたバイトくんが客席を売り歩いてます。さすがにお酒はだめなようですが、会場の外では大きなギネスのスタンドがあり、大変な賑わいでした。1パイント飲んじゃって、途中トイレはみんな大丈夫なのか余計な心配をしてしまったほどです。観光シーズン真っ盛りでいろんな言語がロビーを飛び交ってました。でも、東洋系はほとんど見てないです。

会場で売っていたグッズを紹介しますと、これがかなりの充実でした。パンフレット、ポスター、ビデオ、サントラのCDは当然ですが、ほかにあったのがロゴのブレスレットやブローチが3 IRポンド(1IRポンドは今は円高で120円前後まで下がってます)、マウスパッド、傘15 IRポンド、ロゴ入りのミニバウロン25 IRポンド、ニットキャップ12 IRポンド等など。私が実際購入したのは、チビT。これはかなり可愛いデザインで、身ごろが白で袖が紺。胸にロゴと「Dublin 2000」と入っていて、かなり自慢です。会場の若いバイトの女の子はこれをみんな着てました。

Riverdanceは当初19日までの予定でしたが延長されたようで23日が千秋楽。最終日が見たくて19日のチケットをゲットした私だったのですが、先日の地元の新聞では19日の夜の公演には主催者が1000人の諸外国からアイルランドへの移民者に無料招待券を配ったそうで、これまで見た雰囲気とはまた違った環境で見る事になりそうです。

ながなが書いてしまいました。S席が35 IRポンドなのでわりと気軽に見に行けます。それでも、Irish peopleには「バカ高い チケット」と言われてます。日本の値段教えたらみんな目を丸くしてました。

それではまた!!

August 13、夜9時半 やっと暗くなったダブリンから
西川紀代美



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こんな貴重な話がただで読めるなんて・・・
特派員のみなさまに感謝
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