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The Tap Dance & The New Orleans Jazz
"GO TO THE ROOT"





1999.4.25 at 渋谷BOSS

開演時間ギリギリに着く。ドリンク付きでメニューはビール小ビンとウーロンとオレンジ・・・だったかな?

暗転すると、ダンサー4人が店内あちこちに置かれた90cm四方の板の上に立ち、おもむろにアカペラのタップを踏み始める。かなりの音量&振動。暗くてよく見えないからなおさら芯に音が食い込んでくる。(百万人の演出ですけどね)

板は12mmくらいのいわゆるコンパネ(建築現場でコンクリを固めるときの型に使う)の表側にに色を塗って、裏面に緩衝剤を貼りつけたもの。緩衝剤は振動を止めるためのものではなく、滑り止めと床を傷つけないのが目的だと思います。

タップ板


"GO TO THE ROOT"ということで、ジャズの歴史をひもときながらライブは進行。ダンスチーム「M-Beat」ASAKIさんのまじめな口調でジャズとは何か、グルーブとは何か、というようなことが語られ、演奏される曲目やメッセージがスライドでステージ後方(演者の背後)に映し出される。ASAKIさん本人が言うように観客に優しい構成。

遅れていったせいもあり、柱の影のどうしようもない席にいたんで、実は音しか聴こえなかったんですが、生の演奏とそれに合わせるんじゃなくて参加していくFoot Percussionの気持ちよさは充分に伝わってきました。

お客さんは演者の知り合い関係が多いようでしたが、こういうのもむずかしいですよね。それなりに受けてくれるんだけど、同業が多いから見る目がキビしい。逆に、無理に盛り上げようとしてもウソっぽい。

こういうライブがそこら中で、ふつうに行われて、ふつうのお客さんがふらっと入って来てそれを楽しむ、みたいな状況になればいいなあ。

(江口さんのいい写真撮れたんだけど、横によけいなものが写ってるので却下。)


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