RD2015:4/4昼

今回は地方も行かれるみたいですよ。けいとさんレポートです。
Apr. 11 2015
posted by けいと

4月4日(土) 13:00公演

ボビー・ホッジス
キーラ・セクストン

昨晩の感動の余韻がまだまだ残る中 二回目の鑑賞です。

昨晩のリードは プロモーション来日や特番などにも出演されていた ジェイソンさん エマさんのお二人でした。
エマさんはとても可愛らしい容姿そのものに 可憐なダンスを披露されていました。
ジェイソンさんは とても背が高く細いのですが 表情がとても豊かでその長い腕や手足全体で 観客に感情を表現してくるかのようダンサーさんだなと思いました。
良いか悪いかではなく きめのポーズもどこかエレガントな風情で 今までにないタイプのリードだなと思いました。

それは ジェイソンさんがリードじゃない 群舞で踊っている時にも感じたのですが
どことなく感じる愉快な雰囲気・・・これは何だろう?と思って ふとパンフレットのジェイソンの紹介文を読んでいたら
「6人の姉妹と共に5歳でダンスを始める」 と書いてありました。

6人のお姉ちゃんや妹たち とジェイソン。
なるほどー!!と 一人納得してしまいました。

そして この日のリードのボビーさんです。
全く全くジェイソンさんとは 正反対の 好対照の 雄雄しい百獣の王のようなプリンシパルです。

同じくパンフレットを読むと 6週間でロード・オブ・ザ・ダンスのプリンシパルに抜擢された と書いてありましたが
きっとこれは プリンシパルと言っても ぜったいダークロードだろう!と思いました(笑)。

女性リードのキーラさんは 本当に魅力的ですね。
来日する前から ネットや雑誌などに 黒髪短髪のキーラさんが写っているのを見たりしましたが それを見てリバーダンスは髪型とかにしばりはないんだなぁと知りました。

踊りながら揺れるダンサーさんの長い髪の毛も アイリッシュダンスの魅力の一部だなと感じていて かつてのプリンシパルのジョアン・ドイルさんは公演前は何日か髪を洗わないとか(艶を出すため?) そいういう話しを聞いたこともありました。 

けれどキーラさんはそんなものなくても それを凌駕するくらいのダンスの上手さ しなやかな身のこなし 表現力。
特別な人にしか持ち得ないオーラのある ダンサーさんだと思いました。

それで この日のこの公演では 前代未聞のハプニングがありました。

前半最大のクライマックス リバーダンスで 最初 プリンシパル二人が踊り やがて その両脇に三人ずつ登場し そこから後ろに群舞が登場して 感動のフィナーレという流れになりますが 両脇三人登場するところ 向かって左から登場するはずの三人が出てきませんでした。

舞台の左半分はスッカラカン。プリンシパルの ボビーさんもキーラさんも ニコニコしながらも舞台袖を何度も見ながら「何やってんだよ~」的な表情。フィドルのお兄さんも下を向いて 笑いをこらえきれないような様子(笑)。

でも 私が一番驚いたのは会場のお客さんの反応でした。気にしてないのか 気づいていなかったのか 動揺が全くなかったことでした。

やがて 本来出てくるはずだった三人は 群舞と一緒に出てきましたが ものすごーく決まりのわるそうな表情で出てきました。

出忘れたのか 出そびれたのか かなりビックリしましたが 忘れられない公演になりました。

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