RD2008:5/24昼:

こちらも初投稿ありがとうございます。けんじさんのレポートです。細かく見てらっしゃいますね。すごいです。
Jun. 1 2008
posted by けんじ

2008年5月24日(土)昼公演
1階J列29、30

私が初めてリバーダンスを見たのは東京国際フォーラムでしたから、それを思えば規模は小さくなりましたし、ダンサーは窮屈そうでしたけど、でもやっぱ本物は最高です。 「リールアラウンドザサン」で、最初に出てきたダンサーは総勢14名でしたが、一撃目の足音でいきなり鳥肌が立つと、あとはただただ圧倒されるばかりでした。

「キャスリーン伯爵夫人」ではプリンシパルの女性がかわいい人でした。この女性(名前わかりません)は、全編を通してとにかく笑顔笑顔で、とにかくとても楽しそうに踊ります。いやぁ、本当によかったですよこの女性。前半最後の演目「リバーダンス」でも、ちらりちらりと客席へ目をやるのですが、そのときも笑顔、そして男性プリンシパルと目を合わせるときも笑顔、とにかくよかったなぁ。

「ファイアーダンス」もまずまずでした。初期の頃のマリアパヘスがマイケルフラットレーと二人で踊っていたものに比べると趣は変わりましたが、私としてはジュネーブ版のDVDでもおなじみのこちらの演出のほうが好みかな。このダンサー(やっぱり名前わかりません)もかわいかったですよ。

そして前半最後の「リバーダンス」では男性プリンシパル(もちろん名前わかりません)のソロが見所ですが、「サンダーストーム」のときといいこのときといい、DVDなどで往年の顔ぶれのソロを見慣れたものとしては、もっともっと魅せてくれ、という気持ちでした。

そして後半ですが、歌声がこれまたいい。リバーダンスシンガーズでソロを務める女性(当然名前わかりません)や「ヒール ゼアハーツ」を歌う男性(以下同文)、マイクなんかいらないんじゃないのというくらいの声でした。ただ、ソロを務めた女性は、空調の影響でしょうか、それともわざとでしょうか、ときおり声がかすれたのは気になりました。

それと「Oscail an Doras」でいいんでしょうか、これは初めてみました。ニューヨーク版のDVDでしか見たことなかったやつなので得しました。でも残念だったのはロシアのダンサーです。今回はセーブしたのでしょうかね。ロシアのビデオなので、なんと書いてあるかわからないのですが、グジェーリとかいう舞踏団では(前回来日のオーチャードホールのときのように)男の人が、かがんだ女の人の手を取ってくるくる回すのです。ビデオのは数えると50回まわってましたが、またあれを見たかった。何本かある他のビデオでもよく回っているので、ロシアまたはグジェーリでは定番の踊りなのかもしれません。

この公演では、最後の最後に音が一瞬消えかけたけど、でもやっぱり生で見るリバーダンスは最高です。

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