RD2008:5/24昼:「リバーダンス19」

今回は何回観に行かれるんでしょう!? けいとさんの歴史を感じるレポートです。
May. 25 2008
posted by けいと

2008年5月24日(土)昼公演
1階D列11番

5回目の日本公演 3年ぶりの日本公演 そして最後の日本公演です。
私にとっては19回目の公演でした。

今日の会場は 東京赤坂にある 「赤坂ACTシアター」。
リバーダンス公演の会場としては 初めてのところですが
私にとっては ここがリバーダンスの始まりでした。

8年前の冬 ロード・オブ・ザ・ダンスの日本初公演を見て
ものすごい感動と衝撃を受けたものの アイリッシュダンスのことも
アイルランドという国のこともほとんど知らず 周囲にも
知ってる人はいないので 一人本やネットを見ながら感動を
引きずったまま悶々としていた頃 スピリット・オブ・ザ・ダンスという
ショーがこの赤坂ACTシアターで上演され その後のオフ会で
いろいろなことを話したり 教えてもらえる人たちに出会いました。
その中で リバーダンス初演以来のアイルランド凱旋公演が
翌月の7月から8月にかけてあると聞き
慌ててチケットを入手し きれていたパスポートを申請し
バタバタとアイルランドで初めてのリバーダンスを見ました。

そして 2000年 2003年の日本公演と続き ちょうどその頃
リバーダンスはダンサーやミュージシャンの数が少なくなり
会場の規模も小さくなるといった変化があって
日本にはもうリバーダンスはこないかも・・・と思った時があったのですが
2005年そして今回と来てくれ そんな心配忘れていたところ
今回最後の日本公演とアナウンスされてしまいました。

そして 今日は今回の私にとって初の公演でした。
赤坂ACTシアターは 8年前とは会場自体もその周辺も様子が
全く様変わりしていました。
駅からは元々近く便利だったのですが 街が新しくなって
いろんなお店ができていました。
でも会場は今までで一番狭く 何よりも舞台が狭かったです。
幅がなくても奥行きがもう少しあればなぁとも思いました。
なんでしょうか 錯覚なのかもしれませんが 舞台が狭いと
舞台袖にもすぐ引っ込めるからなのでしょうか 公演があっというまに
終わってしまいました。
DVDの早送りで見てるような感じでした。前半20分 後半30分くらいの
感覚なのです。

公演の中で印象に残ったのは まず「リール・アラウンド・ザ・サン」
ダンサーさん若いなぁ と思いました。リバーダンス初演から約15年。
今舞台にいるダンサーさん達は 子供の頃からリバーダンスの舞台に
立つのを夢みてきた世代なのかな。そしてそれが実現して
その責任を一生懸命果たそうとしてるんだなと思えるような
真剣な気難しい顔で踊っていました。

「シヴナ」 男性ダンサーが今まで一番あどけなく 
細くて華奢な印象の強い女性ロシアンダンサーですが 
今回はかなり大柄に見える女性ダンサーだなぁと思いました。

先ほども書いたように とても演目演目が早く感じたからなのか
最後の日本公演と思ってしまうせいなのか 舞台を見たり
音楽を聴きながら 過去の公演の舞台がいろいろよみがえり
いろいろなことを思い出し胸がつまりました。

そして家に帰り パンフレットをゆっくり見返して気づきました。
2枚めくったあたりに 日本での2000年 2003年公演で
イリアンパイプ・笛を演奏していた デクラン・マスターソンさんが
載っていて ふと隣の女性ダンサーを見るとそれはメリッサ・コンベリーさん。
ご夫婦です。
つい先日 日本にフライング・スクアッドとしてプロモ来日して
Airのインタビューも受けていました。
よく見ると 今回の公演のポスターやチラシの絵にもなっていて
パンフレットの表紙にもなっている女性ダンサーさんも
メリッサさんでした。

2000年の日本公演 声援もデマチにも命をかけていた当時
勇気を出して 写真を撮ってもらいたいとダンサーさんに
声をかけたら あれよあれよという間に人数が増え
私の宝物のような今でも大切にしている写真があるのですが
そこにメリッサさんとデクランさんも写っていました。
その日本公演を最後に メリッサさんはアメリカをまわるカンパニーに
プリンシパルとしてうつってしまいましたが
2003年 デクランさんは再び日本にやってきました。
その時 デクランさんにその写真を見せたところ
メリッサさんを指差して 彼女は自分の恋人でこの公演のあと
彼女と同じカンパニーに自分もうつるんだということを
嬉しそうに話し とてもいい写真だから彼女にも見せると
言ってくれたのですが そのまま私もそのことは忘れていました。

けれど 今回のインタビューでメリッサさんが今でもリバーダンサーを
続けていて このお二人が去年結婚されたことを知り
本当に嬉しく思いました。なので この二人のページの並びは
偶然なのか それとも粋な計らいなのかなって どちらにしても
幸せを感じられて なんかいいなぁと思いました。

それにしてもリバーダンスはやっぱり楽しいですね。

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