RD2000:12/17夜:おわってもーた

ああ、読めば読むほどこの日のステージを見られた人がうらやましい・・・。
posted by Q-TIP

Asian tour最終公演に行って来ました。私にとっても今年はLoTDに始まってRDoB、SoTDそしてRD2000とアイリッシュダンス漬けの1年となり、その締めくくりになりましたから、しっかり目に焼き付けておこうという気持ちが強く、いつもと違う気分での鑑賞となりました。
また、ショーの方も最終公演とあってか、出演者(特にミュージシャン)のサービスが満載で通常公演にはない熱演やなごやかなシーンを見ることが出来ました。

プリンシパル

Breandan de Gallai 、Julie Regan、Maria Pages

アリーナ13列目でした。ちょうど目線が舞台の高さと同じくらいに席がセッティングされており、舞台全体が見渡せてよかったです。
音響はこの会場としては、良い方だと思います。

ショー

最終公演ということもあってか、昨晩の公演と同じく会場は超満員となっており、ブロック席の上の立見席までぎっしりお客さんが入っていました。
バンドの面々が登場するや、早くもコアなファンとおぼしき集団から声援が飛び、いつもと違う雰囲気を感じさせてくれます。

Reel around The Sun
The Heart's Cry〜The Countess Cathleen

ダンサーの皆さんは、いつもより気合のノリが違っていてAsian tour最終公演にかける思いが伝わってくる様です。
また、シンガーのColette Toddさんはこの日が私が観た公演の中ではベストな出来で、声にハリがあり安定してましたね。

Caoineadh Chu Chulainn (Lament)
Declan Mastersonさんのアレンジについて、このweb上でいろいろ物議をかもし出していましたが、名古屋公演から大阪公演へと聴いていると、アレンジがだんだんオリジナルに近くなってきている様でした。Declanさんの気分の問題なんでしょうかねぇ?

Slip into Spring-The Harvest
RD2000は、アレンジがRDoBと一緒で各プレーヤーのソロが挿入されていますが、サックスのPaul Boothさんはソロのシーンでは毎回アレンジを変えてきまね。同じことを2回やらず、即興を大事にする辺りがjazz畑出身を感じさせてくれます。このメンバーの中では異質かも。

休憩時間
名古屋ではオーケストラボックス前に人だかりが出来ていましたが、大阪では無し。土地柄の違いなんでしょうか?(moriy注:Chitoseさんのレポート追記参照)
休憩時間に聞いたこぼれ話として、大阪城ホール内の一般レストランで出演者の皆さんが昼食をとっていたらしく、そこでMariaさんと会った方がいらっしゃいました。

Trading Taps
サックスのPaulさんから、粋なクリスマスプレゼントということで演奏の中にクリスマスソングをちりばめてのソロを聴かせてくれます。「やるやん」と思いながら観ていると、アイリッシュチームが出てきた時珍事が起こりました。
通常であれば、ブラックチームは舞台向かって右端で話をするシーンですが、一人がなにやらポケットから物を取り出すと、舞台が一瞬発光しました。「何?」と思いよく見ると使い捨てカメラでブラックダンサー達が一人づつPaulさんと肩組んで記念撮影会を始めたではありませんか!(おいおい物語りの時代・ストーリー設定に全然合ってへんやん ^^;)これも最終公演ならではのなごやかな一面なのでしょうか? そして次ぎのシーンに間に合うかという危ういタイミングでアイリッシュチームと合流、そこからはRolondas Hendricksさんの一人舞台。
ソロが延々続く中、ダッシュのポーズでの高速タップを始めたかと思うとそのままタップしながら前に進み出し、舞台袖に消えていってしまうと、ダンサー達の「帰ってきーやー」の手招で、今度は後ろ向きで走りタップ(?)をしながら戻ってきて、今度は反対側の舞台袖に消えてしまいました(^0^;)。「行きすぎ、行きすぎ」というツッコミの中、再びRolondasさんが舞台に表れる頃には、大阪城ホールは完全に吉本NGK(なんばグランド花月)化していて、場内爆笑の渦となっていました。ひょっとして大阪のお客さんのためにネタ作ったんでしょうか?それとも単に最終公演のプレゼントなんでしょうか?沸きに沸いたこのプログラムの最後には、Paulさんから観客に帽子のプレゼント。この人最後まで「粋」です。

RiRa
大太鼓から始まりますが、正面二人のドラマーの内、右側の大太鼓の一部が点滅しているのを発見。そんなのあったかなぁと思いながら、双眼鏡で見てみると太鼓の上部にパイロットランプが仕込んでありました。何を意味するんだろう、茶目っ気なのかな?多分今回だけですよね??
細かいですけどいつのまにかPAさん達までサンタクロースハットを被っていました。

Damien Quinn、Mairin Fahy & Maria Pages
バウロンのDamienは、最後とばかり今までとはアレンジをがらっと変えてきました。バウロンを打つ道具もスプーンからスティック、最後は素手での熱演です。
また、Mariaさんの登場シーンでは、Mariaさんは中央でマイクを通さない生音ステップを披露、そのままカスタネットソロを始め、最後にDamienさん、Mairinさん合流となりました。

Home and The Heartland
これでしばらくお別れやなぁ、感慨にふけりながら観てました。頭に残っているのは、Breandanさんのソロのシーンの雄たけびと終わった後のキャストの笑顔だけです。

こうして私のRD2000が終わった訳ですが、次ぎは1年半後ですか、きっとすぐ月日は経ってしまうんでしょうね。その間にもどんな動きがあるのやら興味は尽きません。またしばらくの間Airのweb上でmoriyさんの企画・皆さんからの情報を楽しませて頂きますので、よろしくお願いします!

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