RD2000:11/26夜:ひゅーひゅー!

とんがりやまさんのレポートです! 大阪のチケットも買っているのに東京まで来るそのパワーがスゴイですよね。
posted by とんがりやま

本日のネスレ:
ゴールドブレンドのみ

 今日はとことん楽しむぜモードで会場入り。昨日はこっちもちょっと緊張していたらしい(笑)。今日は1階20列左よりで、ミュージシャンがよく見えます。隣に座ったご夫婦の、特に奥さんの方が大ファンらしく、開演前に昨日の分のアンケートを書いてらっしゃいました。横目でちらちら眺めていたら、「コーヒーもいいけどギネスが飲みたい」などと書いてらっしゃる。ううむ。同感ではありますが、ネスレではビールは取り扱ってないはず…(^_^;)。それに、飲んじゃうと、ただでさえトイレの少ないこのホールでは大変なことになりそうだし。
 1階20列周辺は、この奥さんとワタシの二人で盛り上げておりました。指笛が吹けないのがくやしいなー。その分かけ声だけは精一杯かけてきましたが。

 家に帰ってから昨年のプログラムと見比べてみて気がついたことがあります。去年は『Trading Taps』に出演していたリチャード・オニールが今年はアシスタント・ディレクターとしてスタッフで参加。うーん、何か思うところがあったんでしょうか。引退するにはまだ若いような…?衣装デザイナーも女性に変わっており、今回のコスチュームの変貌ぶりはそのためだったのかと納得。ただし、好みかもしれませんが、昨年の方が良かった気がします。やや図式的な感もありましたが、ダンスを邪魔しない、スマートなコスチュームだったので気に入ってたんですけど…。今回の衣装では、たとえば『American Wake』。意図していることはよくわかるんですが、ロング・スカートではダンサーの足元が見えにくい。リヴァーダンスはミュージカルやストレート・プレイではないんだし、そこまで「ストーリー」を追いかけることもないだろうに、と思いました。

 ヴォーカル陣についてひとこと。とにかく、ミシェル・ベルは凄い!『Heal Their Hearts』を完璧に自分のものにしていましたね。間違いなく今回の目玉のひとつでしょう。それに比べると、コレット・トッドはかなり辛いものが…。昨日は第1幕・第2幕とも、今日も前半は良かったんですが後半に入って調子がおかしかった。このパートに関しては昨年のケイ・リンチの方が良かったですね(『Haertland』の第一声がヨワいのが、2日間とも気になりました)。
 で、『American Wake』終盤で、去年のモーガン・クローリーはたしかケイさんにキスしていたはずだったんですが、今年は抱擁に変わっておりました。「浮気しちゃダメよ」とケイさんに言われた…わけはないですね、はい(^_^;)。

 「昨年と比べてああだ、こうだ」ばかり言っておりますが、ワタシの場合、1999年3月14日夜公演が、史上最高空前絶後絶対無比天上天下唯我独尊のステージ (^^; 支離滅裂)ゞ で、どうしてもそれを基準にしてしまうんであります。
 比較ついでにホールのことにも触れます。東京国際フォーラムは「ロード・オブ・ザ・ダンス」で初めて訪れて、そのときもPAが気になったんですが、今回も音響関係には少々違和感を覚えました。外観はともかくも、ハコとしてはやはり大阪フェスティバルホールの方が断然優秀ですね(さすが老舗!)。もっとも、今回のリヴァーダンス大阪公演は大阪城ホールなので、果たしてどうなるのやら。

 なんだかんだ書きましたが、それにしても、普通どんなステージでも2度3度見続けたらたいてい飽きてしまうものなんでしょうけど、リヴァーダンスに限っては全然飽きませんねえ。今日も時間があっという間にたってしまいました。「なんか抜かしてねえか(笑)?」というほど早かった。

 客席の盛り上がりは、昨日よりも若干ヒートアップしたような。フィナーレのあともアンコールを求める拍手がやまず、「お、もしかすると」と思っていたのに、結局アンコールはありませんでした。

▲▽とんがりやま△▼NOV.2000

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