RD2000:11/23昼:23日のレビュー

まいどどーも、トントンさんの充実レポートです。
posted by トントン

期待していたとおり、Understudyの舞台を見て参りました。 席は1F29列58,59番。やや右手から見るような感じですね。

この日のLeadは Sean Kelliher さんと Siobhan Lambert さん。 Sean Kelliher さんが特に良かったんですよ。ちょっとPatさんを思わせる雰囲気があるんですが、若くてキビキビ切れ味抜群のシャープなダンスで、とても気に入りました。これでもう少しポーズの安定性とかを磨けば言うことないです。

Female Leadだった Siobhan Lambert さんは、もう少しスピード感があればもっと良かったと思いましたが、彼女のステップは注目でした。本当に、いつ足が休むの??という位本当によく動いていましたが、手や上半身とのバランスも問題なく、良いダンスでした。2人の組み合わせを見たのはもちろん初めてなのですが、とてもフレッシュで良かったです。また見たいですね。

その他気が付いた点を・・・。

「Reel・・・」:

最初は20人のダンサーが登場する訳ですが、男性リードの後に2列で続くところは(女性4+男性3)×2列でした。オープニングナイトは(5+3)×2でしたが、ひょっとして1日2公演用の省エネモードでしょうか? それともこれが標準ですかね?  他の日のマチネは如何でしたでしょうか?

「The Countess Cathleen」:

女性ダンサーの顔ぶれが「The Countess Catheleen」(Soft Shoeのパート)と「The Women of the Sidhe」(Hard Shoeのパート)でかわっていました。今までこんなことはなかったと思うのですが・・・。(でも、本当は気が付かないだけで今までもあったりして。)

「Riverdance」:

Siobhan Lambert さんの「Riverwoman」のダンスは出色でした。ほんとに見事なステップでした。また、「Riverdance」でLead dancerの左右に3人ずつ出てきますが、彼らは今日は「腰」が入っていましたよ。初日はそうでもなかったですが・・・。あと、ステージですが、左右に比べて奥行きはそんなに無いんですね。

「Trading Taps」:

初日は2人でしたが、今日は3人でした。盛り上がりはいつも通り。

「Heartland」:

Leadの2人が階段のところを上がって、幕が上がりTroupeが姿を現すところですが、今回は左右4人ずつ×3列(計24人)でした。初日は左右5人ずつ×3列(計30人)でしたのでからそれからすると2割減ですが、ひょっとしてこれが標準で、初日が特別だったのかも。因みに24人でも十分すぎる迫力です。(RDoBもそうだったしね。)

「Finale」:

各キャストが順々に出てきて、「Riverdance」 →→ 前は左右に捌けてTroupeがちょっと前へ →→ もう一回「Riverdance」 といういつもの通りの流れなのですが、NY版ビデオやRDoBと前列の立ち方が逆ですね。Riverdance Tappersは今回右側、「Moscow Folk Ballet」は今回左側にいます。初日もそうでしたね。

観客の反応ですが、初日ほどではありませんが、私の席周辺は割と良かったと思います。拍手などもよくしていたし。前のブロックは初日同様それほど良いリアクションではない印象ですが。スタンディングオベイションは「Finale」の最後の最後に会場の半数ほどはしていました。私なんか毎回ラストでは体が熱く感じるほどなんですけど、多分そうでない方も大勢いらっしゃるんでしょうね。でも、もし本当は心が動いたのなら、彼らに分かるように示して上げましょう。

ともかく、初日同等かそれ以上に良い舞台だったと思います。 充実感いっぱいの良い気持ちで、夜はあの「ロパートキナ」を見にオーチャードに行って来ます。こちらも楽しみです。(と思ったら、こっちはキャストが変わっていました。えーん、そのためにこの日にしたのに!)

追記:公演中のマナーについて。

えー、立派なことを言えるような人間ではないのですが、会場でステージを見ている時にキャストその他の批判というか悪口を延々と言うのはやめましょう。後ろや前の席の会話って、聞きたくなくても結構耳に入ってきたりしますので、そのような話をずーーとされるのは正直たまらないものがあります。そういうのは見終わって帰る道中か、食事に行った際にしてくださいね。

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