LOTD2000:1/30夜:郁さんの場合

 満を持してついに郁さんの1/30夜の部レポート登場!
Feb. 11, 2000
posted by 郁

初めての東京国際フォーラムで、ちょっとお上りさん状態の私。建ててまだ3年くらいということで、キレイなところでしたね。(でもエスカレーターが狭い)

一人で行ったので、あまり時間を持て余さないように開演30分前に到着。当日券売り場のブースにはまだS席が残っておりました。(これを見てしまったことが後日、天国と地獄を一度に見るハメに。詳細は2日夜のレポートにて)

席はS席16列34番。ちょうど段差がついたところで視界クリア。おまけにステージの真っ正面。最高です。舞台を見て「あれ?」と思ったのは2階があること。マイケル様のビデオでも演奏する人たちの場所として2階はあったけど、今回は階段がついている。ショーの中で使うって事?やっぱり日本の舞台は狭いのね・・・。

さていよいよ開演。初めて生で見るダンスのステージ。かなり興奮。女の子たちの「人魚が立ち上がって踊っているような」ステップに感激しました。主役に登場したのはDesmond王子。おお、背が高い。腕長い。さわやかだ〜。(でもお客さんたち、リアクション少ないっす)ちょっと笑顔が硬いかな〜と思いましたが、LOTDの主役ですからさすがにダンスはカッコ良かったです。

"CRY OF THE CELTS"のラストがビシッと決まり、わーい!と手をたたいて油断していた私。暗転の直前、王子が上げた火柱フラッシュでまともに目つぶしをくらってしまい、次のERIN様がしばらく画面焼き付きで見えませんでした。私はビデオのERIN様よりも声が通っていて、こっちのERIN様の方が好きでしたね。ジプシー娘ちゃんは、まだちょっとお色気不足といった感じ。ジャンプの時も「えいっ!」って手をグーにしちゃって、後で王子を誘惑するにはまだまだ可愛い雰囲気のダンスでした。

"WARLORDS"で再び登場のDesmond王子。しかし・・・。 なぜシャツを着ている〜!! ここは素肌に革ジャンなのよ〜!!!でも細身の王子には似合いませんね。(うう。。。やっぱり私はマイケル様のフェロモンにあてられているんだ) この"WARLORDS"といい"THE WARRIORS"といい、だんだんステップが速くなって最後にダン!と止まるところ、あれが好きです。タップの音の余韻が、頭の中に響くような感覚がなんとも言えません。

ストーリー展開については今さらなので触れませんが、ときどき妙に芝居がかった動作が気になりました。たとえば、妖精ちゃんが折れた笛を王子に差し出すところとか、それを受け取った王子が笛を直そうといろいろやってみるところ。ビデオでの場面を憶えているからかもしれませんが、ちょっと違和感を感じました。笛を折られて泣き叫ぶより、笛を手にぼう然としている方がよかったなぁ。

お話は進んで、Desmond王子が捕らわれて大ピンチ!の場面。しかしここで王子はずっと下を向いている。ちょっと待った、そこでうなだれちゃいかんよ。毅然と前を向いて、ワル者たちを睨みつけなくては!(だってマイケル様はそうしてたんだもの)そんなわけで、後のボス戦であっさり勝利してしまうのが余計に目立ってしまいました。

私がLOTDで一番好きなのが、"VICTORY"の最後に銀と黒の衣装でみんなで踊るところ。ビデオで何度も観ましたが、ここはやっぱり生の迫力。ただただ見入ってしまいました。そしてCMでおなじみだった、一列で右から左へダ〜〜〜〜〜っと流れるタップ。これも何度観てもすごい。(自分のタイミングをどうやって図ってるんだろう)大きな拍手にちらほらとスタンディングオベーション。私の前に立ち上がる人はなく、きっと王子の目に止まったハズ。

散々マイケル様のビデオを見た後なので、「ここが違う、あれが違う」とついつい比較して観てしまいましたが、それでも初めてダンスのステージを観たのがLOTDで良かったと思うほど、感動しました。やっぱり何もわからず観るよりも、ビデオで予習していったほうがお客さんとしてステージ上のダンサー達を盛り上げてあげるタイミングが分っていいんじゃないかなと思います。曲の終わりでは拍手が起こったけど、それ以外ではほとんど静かに観てましたから。

帰りの電車の中で、じわじわと感動胸いっぱい状態になって、家に着くまでには「もう一度観たい!」と決心しておりました。

最後に、購入したパンフレットのもくじの次のページに載っているモノクロ写真。一番右の真ん中、鏡に向かって踊っているらしきマイケル様の姿に転げました。

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