アイリッシュダンスビギナーにもかかわらず、コメントさせていただきます。
なにせ、私のまわりにはＲＩＶＥＲもＬＯＴＤも知らない人ばかりで、「見たんだよー！！」って言っても、「何？それ。」って奴ばかりなので、寂しいんです。

で、わたしが見たステージは、１月２９日（土）の１４：００開演のステージです。

はっきり言って、鳥肌物の毛穴全開でした。
ＲＩＶＥＲでは後頭部をガツンと一発殴られた感じでしたが、ＬＯＴＤは、さしずめ、「横隔膜をつかまれて、ぶるぶる振り回された」という感じでしょうか・・・。
ＲＩＶＥＲでは、なんとなくひとつひとつコマ切れという感じで、アイリッシュダンスだけというわけでもなかったし、なんだか、特に第２部はちょっと中だるみ気味で、「白鳥の湖」の３幕と「ジゼル」の２幕とついでに「ボレロ」を一緒のステージで見た、って印象でしたが、ＬＯＴＤはストーリー性も充分で、舞台に引き込まれつつ、ダンスも堪能させていただきました。

当日見たプリンシパルも初々しくてＧＯＯＤですね。
マイケル=フラットレー氏の「フェロモンむんむん」とはひと味違って、さわやかな色気が好感度高かったです。 ただ、無理してフラットレー氏の立ち居振舞いを意識しているところが（あとから考えると）残念、かな。
あと、「ＢＲＥＡＫ ＯＵＴ」の、お姉さんたちがいっせいにコスチュームを脱ぐところがカッコ良かったなー。
個人的には、悪役さん達も含め、男優さんたちのダンス全般にほれぼれしました。 迫力ー、って感じです。

欲を言えば、女性のユニゾン（って、ダンスでも言うんですかね）の揃いが、特に舞台の前半、少々甘かったかなー、なんて。 「一糸乱れず」の印象が強かったＲＩＶＥＲに比べると、ちょっと物足りない、かな？
あと、音楽のパートは、ＲＩＶＥＲの方が良かったですね。

私は３２列の５番だったのですが、前の席が幼稚園ぐらいのお嬢さんをつれた御家族だったのでちょっと心配だったのですが、最後までおとなしくしてくれていました。（後ろの外人の方がうるさかった。）お父さんがのりのりで、結構笑えました。
全般的にお行儀の良い観客席だったので、落ち着いてみれましたよ。ビデオにあるような、ワンシーン終わる毎に「ぴーぴーきゃーきゃー」っていうのは、舞台の流れが止まってしまってどうも、好きになれません。合間のアプローズと最後のカーテンコールで充分じゃん、って思ってしまう。これって、「日本人の盛り上げ下手」って事になっちゃうのかしら？

あと、私の１つおいた隣の席から端まで、開演中は黒布をかぶせてありました。あれって、なに？ クライマックスの、プリンシパルが再登場するシーンが見えないから、席を販売しなかったのかな？とは思うのですが、何故、黒布？？

とにかく、もう一日くらい、チケットとっておくんだったーっ！！
と、後悔する事、しきりです。 次の機会まで、ビデオを見て我慢しましょう・・・。（擦り切れなきゃいいけど。）

とりあえず、ＲＩＶＥＲと、あとＦＥＥＴ ＯＦ ＦＬＡＭＥＳもそのうち来ますよね？
（moriy注：FOFは・・・どうですかねえ。）