昨年の10月に銀座の博品館で観た『TAP GUY』。HIDEBOHさんや玉野和紀さんが出演された舞台で、今年がたしか2回目（再演）でしたし、もうその評判に関しては言わずもがな、と思うのです。

ただその舞台で使われていた靴が気になったのです。

パンフの写真にも使われているこの靴、舞台でもダンサーの方々が履いて踊っていらっしゃるのですが、どう見てもこのTaps（靴の裏についているやつね）フツーのCapezioとかの金属ではない。

以前に書いたみたいに、プラスチックで作っているのかなーとと思ったんですが、客席からは結局わからずじまい。

パンフを見たら「タップシューズ協力：BASEMENT」と書いてあったので、年末にBASEMENTさん[basement-tokyo.com]に行ったときに聞いてみました。

これ、木製なんだそうです。昔っぽい音を出したいという演出意図もあったとのこと。

「商品化しないんですか？」と伺うと、あまりに耐久性が低いためにちょっと無理っぽいとか。

でもまあ、こういう取り組みとかからイノベーションが生まれたらいいなあ、と思うわけです。