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終わり良ければ、全て良し!

11/29昼

トントンさん

てりさん

けいとさん



気合い充分の横綱レポート(なんだそりゃ)、トントンさんです。


行って来ました、東京最終公演!!
掲示板には、「社会人は行けない」という書き込みもありましたが、当然のごとく休みをとって行ったのでした。ここで行かずに後で悔やんでも仕方ないですからね。

今日の席は1F15列39番。真ん中のブロックの前から実質11列目の右端で、非常にいい席でした。ここなら、オペラグラスは必要ないですし、Lead以外のダンサーとかにも十分目が向けられそうです。(しかーし、やはりけいとさんの席=右ブロック最前列=はうらやましいですー。)今回はやはり時間帯のせいか、女性の方が圧倒的に多いですね。

予定の2時を少し回って開演。 この日のLeadはオープニングナイト、オフ会の夜に続き予想通りBreandan de GallaiさんとJulie Reganさん。そしてMariaさん。この組み合わせは3回目です。

お、今日はスモークの量が元に戻りましたね。この前の土曜日は明らかに多すぎました。この日のBreandanさんは見た3回の中でまさに”BEST”な出来でした。この席だと、彼の「気合いの叫び」とかもすごーくダイレクトに響いてきます。Julieさんも期待通りと言って良い出来だったと思います。

でも、実はこの日私の視線の先にいたのは Sabrina Carty さんなのでした。(はっきり言ってLeadの2人よりも彼女を見ていました。)
この日の「The Countess Cathleen」では左側4人の先頭として入ってきて、Soft Shoeダンスを見せてくれたのですが、何というのでしょうか、踊りだけでなくトータルのプレゼンテーションも含め、8人の中では抜群でした。さすが元Understudyです。この日は(多分)Soft ShoeのパートとHard Shoeのパートは同じメンバーだったと思います。Hard Shoeのパートでは、左から4人目、つまりJulieさんのすぐ左でしたが、正直言いまして、Julieさんよりも彼女の方ばかり見ていました。オフィシャルサイトのメッセージボードをチェックしている方はご存じだと思いますが、ちょっと前に、「なぜ彼女はUnderstudyでなくなったの?」というツリーが出来ていましたね。私も今日の彼女を見て、本当に今回のUnderstudyであったなら・・・、と強く思いました。

えー、一部(って、ここだけ?)で話題になっている「Caoineadh Chu Chulainn」のアレンジですが、皆さんはどうお感じでしたか? 私は多少慣れはしたものの、やはり「うーん」といった感じでした。

「Shivna」はちょっと今まで見たのと少し変わっていたと思います。途中に2人そろっての5回くらいのターン(回転)が入っていました。これは少なくとも土曜日にはそうしていなかった気がします。このパートはビデオでも見られないし、他の回が明確にそうでなかったとは言い切れないのですが・・・。

Mariaさんに関しては、今更何も言うことはありません。ただただ2月をお待ちするのみです。本当に楽しみです。

第一部最後はもちろん「Riverdance」! 「Cloudsong」では、女性リードボーカルはなんと手にマイクを持って登場です。今回の日本公演は今までもそうだったんですか? 全然気がつきませんでしたが・・・。
(moriy注:いや、少なくともわたしが見た回では手ぶらだったように思いますが・・・)

やっぱり、「Riverdance」は盛り上がりますよね!! でも、「ああっ、これでもう前半が終わるんだ」という一抹の寂しさも感じながら、精一杯拍手をしました。
そして、右手前方ではけいとさんの振るアイルランドの小旗がよーく見えました。キャストも何人も目を留めてくれていて、とってもGoodだったと思います。
最後は大拍手で第一部は終わったのでした。

休憩の間にお仲間に会うことができまして、終わったら楽屋口に行こうということになりました。

第2部は例によって「American Wake」でスタート。 お、ステージ上のオーケストラのメンバーはいつもは2人だと思っていましたが、今日はバゥロンの方もいますね。
さて、このシーンですが前3回と比べ、遙かに楽しめました。流れはいつも通りなのですが、途中 Sabrina さんのソロも見られたので、今回はやはり彼女に注目することにしました。途中からの2人1組で踊るパートでは、先日Leadを見た Sean Kelliher さんとペアで踊っていましたが、これが2人とも本当に楽しそうに踊っているんですよ!! 他のペアと合流して輪を作るときに、隣のダンサーとちょっと可笑しくコンタクトしてみたり、ペアで踊っている時に、意外なタイミングでジャンプしてみたりといった感じで、見ているこちらまで楽しくなってきました。その彼らが「Lift the Wings」の時に立ったのは、まさにけいとさんの目の前!! けいとさん、うらやましすぎますー。
そして、基本的に「のり」が良かったのか、「Lift the Wings」の終わりでは、Morganさん達のKissもありましたよ。(ヘッドフォンマイクでもお構いなしです。)これには思わず「冷やかし」の声が出てしまいますよね。

さて、そんな Sabrina Carty さんですが、「Harbour of the New World-Freedom-」では姿が見えませんでした。Lead以外の全員がこれに出るかと思っていたので少々意外でした。

「RiRa」は日本公演で今回初めてまともに見た気がします。NYではステージもよく見えたのですが・・。やっぱりこれも近くで見たいパートですよね。ところで、昨年の公演をご覧になった他の方は「Oscail an Doras」と比較して、どう思われたのでしょうか? 「ミレニアムバージョン」の目玉として紹介されていますが、私的には「Oscail・・・」の完成度だってかなり高かったと思うのですが・・・。

名曲「Home and the heartland」の途中で、急に左右の音のバランスが崩れました。今回音響には満足していなかったので、「えー、なんで最終公演でこんなことが?」という感じです。幸い10秒程度で回復しましたが・・・。その後は、何の問題もなく、怒濤のエンディングに向けて突き進んで行きました。 Sabrina Carty さんは最前列中央よりにいましたね。30人のダンスは本当にものすごい迫力です。もう大感動!! 今日来て本当に良かったです!!!

「Finale」:Female Dancersは例によって「Trading Taps」組の後ろで登場となります。勿論、 Sabrina さんもいます。その後階段の所に上がって、その後の登場者に拍手を送っているのですが、その時の彼らを見ていると結構楽しめます。(普通だと観客の視線は前でパフォーマンスしている方に行くと思いますが。) 拍手の仕方を変えたり、拍手する手の位置を何人かで上下させて、ちょっとしたウェーブを作ってみたり・・・。 そういうのを見ると、キャストもみんな楽しむ工夫をしているのだなー、と思いました。もし何回か見る機会のある方は、普段見ないようなところに注目してみても、楽しめると思いますよ。
今回、「Finale」の途中から結構な数の方がスタンディングオベイションをしていたのですが、しかーし、私の前はほとんどしていません。なんでですかね? そんな良い席で見ていても感動しなかったのでしょうかねー。いや、別にしなくても良いんですけどね。でも今日感動しなかったら、いつ見ても感動しないのでは、と思ったりして・・・。
ともかく、私にとっては素晴らしい公演でした。

公演終了後は打ち合わせ通り、けいとさん達とステージドアでダメもとで出待ちしました。そうしたら、楽屋口から出てきたわけではないのですが、ともかく Sabrina Carty さんが Rachel Byrne さんと一緒に通りかかりました。なんてラッキーなんでしょう!! 翌日が移動日のためか急いでいる様子だったのですが、サインと写真をお願いしたら快くOKして下さいました。他のキャストもみなさんとてもフレンドリーでした。本当にこの日にいって良かったです。今年のRD経験を締めくくるにふさわしい一日でした。


2000年を振り返ると、前半はNYで Susan さん、 Eileen さんに、そして今回東京で Sabrina さん他とお会いでき、また東京では他にも素晴らしい経験をしたりと、本当にラッキーな1年でした。全てのキャストとスタッフの方に感謝したいと思います。

来年は来日予定は無いようですが、そうなったらこちらから行くしかないですね!!
とりあえずしばらくは、他の都市での公演レポートを読ませていただき、余韻に浸ろうと思っています。


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