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2/6夜 Q-TIPさんの場合

2/6夜

Q-TIPさん

夏目 洸さん

KAZU(IRE)さん

Takashiさん

みすみさん


こまめな情報収集に頭が下がります。Q-TIPさんのレポートです。


Lord Of The Danceの日本最終公演を観て来ました。 昨日の消化不良を今日はどこまで回復できるか、注目の最終公演です。

18:00スタートの1時間前に会場入りしたので、会場前の様子を伺うと、当日券売場の前に行列ができていました。 昨日の評判を聞いた訳ではなかろうし、でもお客さんが多いことはいいことですよね。

今回は、12月のRiverdance対策の為、開演前に会場のインスペクションをしながら本日の席、アリーナ席の3列目へ。 昨日は15列目の右サイドのいたのですが、前の人の頭が邪魔で、しかも音響が不安定という最悪な環境でした。 それにくらべると本日の3列目の中央右寄りの席は、舞台が近づいていい感じです。隣の方も昨日に引き続き2回目ということで昨日の感想を伺うと、その方は昨日はアリーナの真中辺りで、正面に位置した席が取れたということで物凄く期待をされていたみたいですが、悲しいかな大阪城ホールのアリーナ席の大半はフルフラットな為、舞台の正面に位置していても前の人の頭しか見えず、結局両サイドの巨大スクリーンばかり見る羽目になった(^-^;)と嘆いていらっしゃいました。

 結局、ここ大阪ホールはアリーナ席でも中央寄りの前列僅かなとこまでがS席の価値があるのであって、それ以外なら2階のA席の方が全体を見渡せて、しかもゆとりがあって良いという話で一致しました。 また昨日のレポートに書き漏らした点として、大阪城ホールはコンサートホールではないので音響が悪いということを昨日書きましたが、唯一誉められたのが、音漏れです。 意図したわけではないでしょうが、開演前にバックで練習しているダンサーのTAP音が漏れてくるのです。 これはいいですねぇ。 これから始まるんだよって感じがお客さんにもよく伝わってきます。(moriy注:東京国際フォーラムでもちょっときこえてきてましたね)

 そうこうするうちに18:00が過ぎ開演に。 お客さんの入りは9割くらいでしょうか。

 始まってすぐ気が付きましたが、やっぱり正面に近づくと音響の定まり方が全然違ってきますね。 3列目ということもあって低音が下腹にズンズン響きます。 本日のLord役のプリンシパルは昨日と同じ(通称)リヴァー君。(moriy注:Derekさんですよね。きっと)<雷鳴足パク音>は相変わらずですが、今日は最終公演ということもあってか群舞になっても昨日よりダンサーに切れがありました。 キメも無事(!)決まり、お客さんの反応も上々。

 Saoire役はストレートのブロンドのダンサー(moriy注:Sarahさんですよね。たぶん)、Morrighan役はブラウンヘアーのスリムなダンサー(Gillianさんではなさそう。)と昨日と配役が多少入れ替わっていました。 結局、デズモンド君は大阪に現れず。

 今日のお客さんは、昨日よりはノリが良く、手拍子もよく出てきます。 ストーリーに入るとみんなシーンと静まり返って舞台を食い入るように眺める様は昨日と同じですが、Lord役の(通称)リヴァー君もその辺を察してか盛り上がる場面には、積極的に手拍子を求めてきます。 個人的には「Breakout」の女性陣(Saoire以外)のTAP音が自然で気に入りました。 靴の音がちゃんと聞こえてきましたから。 ちょっと情けないのが「Warlords」でLordがいちゃつく場面。 いちゃついているのですが、スポットが届かず暗がりで何やってんだか分からないためメチャ怪しい。 それと昨日×印をつけたLord Of The Danceですが、あのsoloのパートは今日もあからさまな足パク。(ひぇ〜っ!) プレートとプレートが当たってもいないのにきれいな「カチーン」という打撃音がでる様は、映画「ブレア・ウイッチ・プロジェクト」の謎の石割音に勝るとも劣らない不気味さです。(^-^;) が、しかしお客さんは盛り上がりっぱなしなので今日はお咎め無し。

 今日の収穫は何といってもダンサーの皆さんのはしゃぎぶりでした。 日本公演最終とあってか「Victory」が終わった後、舞台の上で出演者が皆大騒ぎ。 この自然体な感じは、Micheal様が君臨している時には絶対お目にかかれない光景ではないでしょうか? 見ていてとても微笑ましい光景でした。 しかもそのキャーキャーのノリが「Planet Ireland」にまで伝染。 TAPを踏みながらダンサーが楽しそうにキャーキャー奇声を挙げているではいるではありませんか! これには見ているお客さんも手拍子が弾んだようです。そしてエンディングへ。 私は迷わずスタンディングオーベーションを送りましたが、振りかえると前の方の数名のみ。 あらら.. しかし、しかし舞台で走り回っている(通称)リヴァー君に触発されたのか、席に座ろうとしない私達が邪魔なのか(^-^;)、アンコールが始まる頃には、私達の周りは全員スタンディングオーベーションで手拍子を送っていました。 やっぱ最後くらいこうじゃなきゃ! 

 かくして私のLord Of The Dance 2daysは終了した訳ですが、12月に向けRiverdanceがここでどういうパフォーマンスを見せてくれるのか、今から非常に楽しみです。 願わくは、今回のショーをRiverdance日本公演関係者の方々が観ていてくれて、それを踏まえた公演にして頂けることを切に祈っています。



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